クレバースコープをお勧めします!
 
半導体の進化

半導体集積回路はその進化の中で、回路のソフトウエア化により物理的のみならず、機能に置いてもその集積度を、驚異的に向上させました。昔ビル1棟分に相当するコンピュータの機能はシャープペンの芯先に乗るまでになりました。そしてそのコンピュータと人間とのインターフェースであるディスプレィも、2次元でありながら立体を表現でき、人間の目が観測出来る以上の情報を映し出す事が可能な程に、小型且つ高度に進化しました。


機能の集約

身の回りにある殆ど全ての電化製品にコンピュータが内蔵され、機能が増え、性能がさらに良くなり、小型化し、形状を変化させて来た事は、今やコンピュータ本体、ディスプレィ、キーボード、外部記憶装置、通信装置、インターフェース配線、全ての機能が1つにまとまった携帯電話機能付きタブレット端末が、その事実を証明しています。


計測から結果への連携

電子計測の世界も同じ事、デジタルオシロスコープ、スペクトラムアナライザ、周波数応答解析装置、ロジックアナライザ、プロトコルアナライザ、シグナルジェネレータ、長時間ロガー、それぞれが単一の専用機で、それぞれの製品を繋ぐ、または観測されたデータをもとに目視、または写真撮影して結果を考察、レポートにまとめて行く、又は生産現場での結果判断に活用して行く、其の様な時代から、それぞれ観測、観察、結果とその活用を、シームレスに結ぶ事が可能な機器が登場して来ました。


最終的に必要なフォーマット

しかし、タブレット端末が、その小型化故、失ってしまった「必要な大きさのディスプレィ」、つまり観測や人間の目の構造にあった表示装置の選択が出来ない事、キーボードをわざわざ外部に取り付けてキーボード入力が出来る様にしなければならない人間が操作する上で必要な機能の犠牲があるのと同じで、単一の観測機として存在したのでは、必要に応じた結局結果の活用までシームレスに結びつけるのにかえって不便になります。なぜなら、観測の最終目的は結果を人間が判りやすいフォーマットにする事だからです。

PCスコープ

機能の集約、観測から結果の活用まですべてをシームレスにつなげられる手段の選択肢にPC
オシロスコープがあります。登場した当時はまだまだ品質も悪かったり、高価だったりしましたが、機能・性能対費用の面で、重要な選択肢となりました。


本当に必要な情報が観測できるPCスコープ

ところが、回路のソフト化と安価に仕上げられる事が災いし、多機能であっても、性能の悪い製品も多数登場し始めた事も事実です。倍率がおなじであっても顕微鏡や望遠鏡は、観測できる像の品質によって、その価値は変わります。質の悪い顕微鏡なら、同じ葉っぱの裏側が見えてもその倍率で観測可能な、細胞、組織、の細部まで観測する事はできません。質の悪い望遠鏡なら、同じ倍率で月が見えていても、光った丸にクレータらしき像が見える程度しか判りません。オシロスコープも同じ事。同じ100MHz帯域を観測できる製品でも、分析できる深度、範囲、品質が悪ければ、波形が大まかに見えても、その細部を観測し、本当につかみたい情報を導きだす事は出来ないのです。


クレーバースコープをお勧めします。

弊社が自信をもって紹介するCS328A-XSは、デジタルオシロスコープ、ミックスドドメインデジタルオシロスコープ、スペクトラムアナライザ、周波数応答解析装置、ロジックアナライザ、プロトコルアナライザ、シグナルジェネレータ、長時間ロガー、多機能観測値計算処理装置(関数電卓でマニュアル計算する必要がありません)、を一つのユニットで実現できる事のみならず、観測データをEXCEL、TXTファイル、MATLABへ直接出力可能し、さらに記録と観測結果の処理を行う事ができるばかりか、PC上のアプリケーションで有る事を最大限に生かし、表示されるグラフはCopy&Pasteという簡単な操作で、ワープロを含む様々なアプリへ貼付けする事が可能です。また、クレバースコープ専用のファイルフォーマットによるデータの保存は、タイムスタンプを含む観測データと観測時の設定を確実に保存し、実験、観測の再現性を担保する事を可能にします。

付属アプリケーションは、データ変換機本体CS328ファミリ全てに共通で、どのクレバースコープ本体を持っていても、アプリケーションの基本操作方法を習得し直す必要は全くありません。


お客様に「貢献」できる製品

また「可能な限りPCを選ばない」をコンセプトに付属アプリケーションはATOMプロセッサが動作するPCでも、最新鋭のi-Coreプロセッサが搭載されている最新のPCでも、殆ど動作します。またクレバースコープ社のアプリは、経営陣が直接顧客からの要望や、指摘を反映するために、定期的なアップグレードを怠りません。今まで実現してまいりました多数の機能面の進化はお客様が製品を購入し直さなくとも、弊社のホームページから無料でダウンロード出来るソフトによるアップグレードで達成して参りました。これは電子計測器に対する投資効果を最大限にするクレバースコープ社製品をお届けしたい利点の一つでもあります。

ここまでは、CS328A-XS電子計測器の視点から紹介して参りましたが、一つ視点を換えて皆様に紹介申しあげたい点がございます。それはCS328A-XSの応用性です。世界42カ国で活躍しているクレバースコープは、計測器としての活用はもとより、様々な分野の生産現場で品質管理機器の一部として、応用製品の一部として、解析装置の一部として、お客様の必要なニーズに併せたモジュールとして、C、C++、C#、BASIC、Delphi、さらにLabVIEW等によって組上げられたお客様独自のシステムの要として活躍しているのです。例えばお客様によってはクレバースコープを10台以上接続し、巨大な重機器の品質実証に応用されております(スコープを2台スケードするソフトはすでに無料で用意されており、アプリを開発する必要はありませんし、前述の通り高度数式処理機能はすでに付属しておりますので、微分、積分関数等関数電卓関連の関数を開発する必要もございません)。そしてクレバースコープ社はC、C++、C#、BASIC、Delphi、さらにLabVIEWの基本使用例としてサンプルアプリとDLL群を無料で定期的に提供しており、お客様の開発時間の短縮に貢献します。